副作用!?いろいろな薬による脱毛

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副作用!?いろいろな薬による脱毛

薬

薬には何らかの副作用をもつことがあります。その中には「脱毛」の副作用をもつものもあるのですが、それはどういった薬なのでしょうか?
実はほぼ全ての薬が脱毛の原因になる可能性をもっています。とは言っても、ひどい脱毛を起こす薬はめったにないのでご安心ください。

薬の副作用による脱毛には、大きく分けて成長期脱毛休止期脱毛の2つのタイプがあります。

成長期脱毛【抗癌剤】

以前もご紹介しましたが、髪の毛には毛周期というサイクルが存在し、図のように、成長期、後退期、休止期を繰り返しています。

ヘアサイクル

通常なら85~95%の髪の毛が成長期にありますが、細胞分裂を抑制する薬を服用すると、その成長毛が障害を受けます。
成長期の毛の毛母細胞は細胞分裂が盛んなので、薬の影響を受けやすく、毛母細胞が死んで毛が抜け落ちてしまうのです。

細胞分裂を抑制する薬といえば、代表的なのが抗癌剤です。抗癌剤を使うと髪が抜けてしまう現象はご存知の方も多いのではないでしょうか。

長澤まさみ

2004年の大ヒット映画「世界の中心で、愛をさけぶ」では、白血病(血液の癌)の治療のせいで髪の毛を失ってしまう長澤まさみさんの姿が印象的でしたね。

抗癌剤による脱毛は成分や量、投与の方法によって程度に違いがありますし、個人差もでてきますが、脱毛が広範囲に及ぶことが多いです。
脱毛は投与開始から1~2週間ではじまり、1~2ヵ月後には脱毛が目立つようになります。

抗がん剤による脱毛

抗癌剤による脱毛を食い止める策は今のところありません。投与をやめたとしても、毛幹の基部が細くなっている毛の脱毛はしばらく続きますが、その後は徐々に再生していきます。

休止期脱毛【いろいろな薬】

髪の毛全体の1割は休止期の状態にあります。次の成長期に入るときに脱毛が起こり、また新しい毛が生えてくる といった流れです。
しかし、薬の影響で休止期の髪の毛の割合が増えたり、成長期の期間が短くなったりすることがあります。

抗癌剤による成長期脱毛と同じように、薬を使うのをやめれば、脱毛はおさまります。以下の表に休止期脱毛を起こす可能性のある薬をまとめました。

高脂血症(脂質異常症)用剤 ベザフィブラート、クリノフィブラート、フェノフィブラートなど
てんかん治療剤 カルバマゼピン、バルプロ酸ナトリウム、トリメタジオン、ゾニサミド、リチウムなど
うつ病・うつ状態治療剤 イミプラミン、メチルフェニデートなど
非ステロイド剤消炎鎮痛剤 アルミノプロフェン、アンフェナク、イブプロフェン、インドメタシン、ジクロフェナク、スリンダク、ナプロキセンなど
経口血糖降下剤 グリベンクラミド、グリクラジド、グリメピリド、ボグリボース、アセトヘキサミドなど
痛風治療剤 コルヒチン、アロプリノールなど
骨代謝改善薬 エチドロン酸二ナトリウムなど
内服抗真菌剤 フルコナゾール、イトラコナゾール、テルビナフィン
抗結核剤 エチオナミド、エタンブトールなど
抗ウイルス化学療法剤 アンブレナビル、ジダノシン、エファビレンツ、インジナビル、ラミブジン、ロピナビル、ネビラピン、アシクロビルなど
性ホルモン製剤 フルオキシメステロン、テストステロンなど
子宮内膜症治療剤 ダナゾールなど
緑内障、高眼圧症治療剤 レボブノロール、チモロールなど
抗甲状腺剤 プロピルチオウラシル、チアマゾールなど
潰瘍性大腸炎治療剤
抗リウマチ剤
サラゾスルファピリジン、メサラジンなど
血液凝固阻止剤 ヘパリン ワーファリンなど

いかがでしたでしょうか?
上記の薬で女性特有のものですと、「子宮内膜症治療剤」を利用することがあるかもしれませんね。
病気を治すために大切な薬は、時として大切な髪を失う原因になります。
髪の毛は薬の影響を受けやすい非常にデリケートなものです。髪を守るために「病気にならない努力」をしていきたいですね。


  • 投稿日: 2014年06月13日
  • カテゴリー: 脱毛