髪の毛で人を救う「ヘアードネーション」。

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髪の毛で人を救う「ヘアードネーション」。

hairdonation

あなたはご自分の髪で救われる人がいる事をご存知ですか?

世の中には病に侵され日夜その病と必死に戦っている方が沢山いらっしゃいます。中には何年も病院に缶詰で病に打ち勝つため辛い治療にも頑張って耐え日々励んでおられる方も多く、そこにはまだ幼い子供たちも多く含まれています。ただでさえ辛い治療ですが、その治療の際の副作用もまた辛く特に幼い子供にとって、それはとても計り知れない苦痛とショックであるに違いありません。

そんな中、白血病や小児がん、先天性の無毛症や不慮の事故により髪の毛を失った18歳以下の子供たちに髪の寄付による人毛100%の医療用ウィッグを無償提供するといった活動「ヘアードネーション」というのがあるのを知っていますか?これは、NPO法人Japan Hair Donation & Charity(通称 JHDAC ; ジャーダック)という日本で唯一の特定非営利活動法人の活動で、一人の美容師さんから始まった活動なのですが、メディアなどでも取り上げられたりしている為ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。ここではそんな「ヘアードネーション」について詳しく紹介します。

目次

ヘアードネーションの生い立ち

この活動を日本で立ち上げたのは渡辺さんと言う一人の美容師さんと2人の美容関係者でした。当時、ニューヨークに在住していたパートナーの1人が、アメリカで行なわれている「髪の毛を寄付できる活動」を発見!この活動を日本に取り入れようというのがきっかけだったそうです。

最初はどれだけの人が必要としているのかも分からない状態から手探りでスタートし、最初の注文が入ったのは立ち上げてから2年半が経った頃ブログでこの活動を知った小学2年生の女の子の母親からだったそうです。そこからどんどんと、この活動の事を知った髪を失った子供を持つ親などからの注文が殺到し、現在の様な団体となっていったのだそうです。

現在ではこのヘアードネーションを行っている美容院も増え、あの大手ヘアケアブランドの「パンテーン」もこの活動を行っています。そしてこの活動によって日本でも笑顔を取り戻すことが出来た子供たちが沢山増えていったのです。

髪を失った子供たちとヘアードネーション

大人でも髪が抜けてなくなるというのは大変ショックで耐えがたい事です。特に小さな子供や思春期の多感な時期の子にとって、それはとても口で説明できない程の大きなダメージでしょう。実際気持ちが塞ぎがちになり、鏡を一切見なくなってしまう子が多いそうです。また、子供というのは小さいながらに周りをよく見ているもので、親に対し自分が経済的負担を掛けてしまっているという事や自分の為に色々と苦労して尽くしてくれているという事を良く感じている為、髪の悩みを言い出せず小さな胸に必死にしまい込んでいる子も沢山いるのだそうです。

そんな子供たちや女性に向けた「医療用ウィッグ」というものがあるのですが、これは一般的に数十万円ととても高額で、まだ小さな子供であれば成長に合わせて買い替える必要もあり、ただでさえ治療費で経済的負担が多い中での負担は、どうにかしてあげたい気持ちは痛い程ありながらも、とても簡単に手の出せるものではありません。そしてさらに、人毛ウィッグの寿命は大体2年位だそうで、このウィッグを1体作るのになんと30人分もの髪の毛が必要なんだそうです!

そんな子供たちの為、JHDAC(ジャーダック)は髪の寄付を呼び掛け、この活動に賛同する美容院等の力を借りながら必要な髪を集め一つ一つ丁寧にウィッグを作って無償で届けています。今では、このヘアードネーションによって明るさを取り戻し、未来に希望が持てるようになった子供達からの感謝のメッセージや寄付された方からの思いがつづられた手紙と共に多くの髪がJHDAC(ジャーダック)に寄せられているそうです。

髪の寄付の仕方

現在、ヘアードネーションで支援を募っているのは「毛髪」「募金」「中古ウィッグ」の3つです。毛髪は先ほどのウィッグとして使われ、募金はウィッグの製作費用として、また中古ウィッグは殺菌消毒・再生加工され主に成人女性向けに提供されます。

寄付する髪についてですが、トリートメント等で日常的に手入れがなされていて、主観的にダメージの少ないものであればパーマやヘアカラー、縮毛矯正等の化学処理が施されている場合でも寄付が可能で、長さは31cm以上の長さが必要だそうです。また、年齢・性別等は関係無くどなたでも参加が可能です。

また、髪が短くても転売(パーマ液やヘアカラー剤の新製品用テストサンプルとして、製薬会社や美容メーカーなどの研究開発に役立てることが可能)という形でウィッグ制作用に充てられるそうなので、そういった場合でも髪の寄付は出来ますよ。

寄付の為に切る際は、普段行きつけの美容院でも良いですし、ご自分で切っても大丈夫です。ただし、髪は絶対に濡らさず乾燥した状態で、クセ毛等は伸ばして計測し、毛束は根元を輪ゴム等でしっかりと(多少キツめでも大丈夫)括り、同じく毛束中央部と毛先の3カ所程度を結んでカットして下さい。この活動に賛同している美容院ならとてもスムーズなので、予約をする際に髪の寄付をしたいという旨を伝えると良いですね。

まとめ

みなさん髪を切りに行く際には是非このヘアードネーションをご検討下さい!ただ捨てられてしまうより、誰かの笑顔の為に役立ててみませんか?

因みにこの活動は海外でも行われており、世界中で救われている子供たちや女性が沢山います。中には病気の子と同じくらいの子が寄付の為に一生懸命髪を伸ばし届けられることも多いのだそうです。

現在、日本では90人以上の子供たちがこのウィッグを待っている状態で、採寸したり病院に出向いたりする人手と資金も足りていない状況何だそうです。特に、ウィッグのカットやセッティングはやや特殊な能力が必要で、美容師なら誰でも出来るというものではないのだとか。ですから『活動を継続すること』を第一に出来る範囲で出来るスピードで渡辺さんたちが数人で美容師業務の合間や休日に制作しているそうですが、それも限界に近づきつつあるようです。

これからもっと賛同者が増え、ウィッグ製作者や髪の寄付が増えてさらに多くの子供たちに沢山この人毛ウィッグを届けられるようになると良いですね。Japan Hair Donation & Charityやヘアードネーションについて、詳しくはこちらのJ‐DAC Japan Hair Donation & CharityのHPをご覧ください。


  • 投稿日: 2016年02月18日
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