落とすケアが美髪をつくる

美しい髪は女子の憧れ
シャンプーのCMなどを見ていると、女優さんたちの美髪にうっとりしていまします。特に、パンテーンのCMでは、綾瀬はるかさん、夏帆さん、成海璃子さん、川口春奈さん、新垣結衣さんといった、若手の女優さんたちが起用され、とても華やかですよね。

美しい髪づくりを考えると、ついつい髪に”与える”プラスのケアに力を入れようとしてしまいますが、もっと重要なのが落とすものを落とすこと。
正しい手順のシャンプーできっちりと落とすケアをしていれば、シャンプーの効果を最大限に活かせます。では、正しいシャンプーのコツを見ていきましょう。
シャンプーは夜に!
肌と同じく髪や地肌にもゴールデンタイムがあり、この時間に髪や頭皮が汚れているのはNGです。午後10時から午前2時の間がゴールデンタイムとされ、午前4時から午前8時に髪が伸びています。また、睡眠中に体温が下がるので、皮脂が毛穴に詰まったまま固まり、落ちにくくなり、不快な臭いの原因にもなります。就寝前は髪もスッピンになりましょう。そして、夏でも湯船につかるようにすれば、頭皮の血行UPにもつながります。
ブラッシングと予洗い
目の粗いブラシを使い、毛先のもつれをほぐします。その後頭皮からとかし、髪の汚れやほこりを取り除きます。
その次に予洗い。地肌からしっかりと洗います。髪をしっかり濡らすことでシャンプーの泡立ちも良くなります。お湯はぬるま湯を使い、フケの原因になる皮脂の取りすぎを防ぎます。
しっかりと泡立て、地肌を洗う
シャンプーを手にとり、お湯を少し加えて泡立てます。しっかりした泡は汚れを落とし、髪の摩擦を防いで、キューティクルへのダメージも軽減されます。シャンプー原液が頭皮につくと、髪全体に行きわたりませんし、かゆみやフケの原因にもなります。よって、しっかりとした泡立てが正しいシャンプーの肝となります。
泡立ったシャンプーを頭皮のほうからつけ、地肌を指でマッサージしながら洗います。血行を促進するイメージで、指を丸くしたりジグザグに動かしたりします。顔を上げで洗えば、顔のたるみケアにもなります。すすぎは頭皮の方からシャワーをあて、すすぎ残しのないように。
トリートメントとドライ
トリートメントは地肌につかないように注意して、毛先中心につけます。長時間おくと浸透するイメージがあるかもしれませんが、時間をおきすぎるとキューティクルがふやけて開いた状態になり、よくありません。5分くらい置いて流すのがりそうです。また、リンスは髪をコーティングするだけなので、時間をおかずに流しても大丈夫です。
髪にはドライヤーの熱よりも自然乾燥のほうがダメージになります。お風呂からあがったらすぐにタオルドライをして、毛先に洗い流さないトリートメントをつけて乾かします。髪のまとまりを良くするには、地肌から髪を前にむけて乾かすのがポイントです。
