女性の大敵貧血と薄毛の関係

めまい、ふらつきといった貧血に悩んだことのある女子は多いはず。
実は貧血と薄毛には深い関わりがあります。
貧血=薄毛 の何故?
血液中の赤血球が基準値よりも少ない状態のことを貧血といいます。赤血球には、全身の細胞に酸素を運ぶ役目があり、不足すれば体中の細胞が酸欠になってしまします。貧血によって抜け毛が起こることがあるのですが、これには赤血球の数と赤血球の酸素運搬能力が関係しています。
赤血球の中のヘモグロビンの酸素を運ぶ能力が低下すると、貧血になり、髪をつくる細胞まで酸素を十分に運べなくなってしまいます。
頭皮の細胞の元気がなくなれば、毛髪の元気もなくなります。しっかりと毛乳頭まで酸素と栄養を行き届かせることが育毛の第一歩です。貧血になることで、頭皮の栄養が不足すればヘアサイクルが乱れ、異常な脱毛へとつながります。
もしかして貧血のサイン?
貧血状態のときの身体の変化は以下のようなものがあります。
- 疲れやすい
- 動悸、息切れしやすい
- 朝、起きられない
- めまい
- 顔色が悪い
- まぶたの裏や口の中が白い
- 食欲不振
- 食べ物を飲み込みにくい
- 吐き気や便秘
このようにさまざまな症状がありますが、あまりに頻繁に起こる場合は一度検査を受けた方が安心です。また、生理中は一時的に貧血になりやすいです。
貧血の原因
インスタント食品やコンビニ弁当などの添加物の多いものや甘いもの取りすぎが原因で貧血になることがあります。
添加物のリン酸は鉄の吸収を抑えますし、血液をつくる細胞のはたらきを妨げることもあります。
なるべく口にしないことが理想ですが、食べすぎが問題なだけで、絶対に食べてはいけないということではありません。
また、食事量を減らすダイエットも貧血の原因になり得ます。鉄分不足で髪を細くしないためにも、ダイエットの際は食事はバランスよくしっかり摂り、運動を取り入れるようにしましょう。
食べ物で血液をつくる
血液をつくるには魚介類、肉類、そして豆類の摂取が必須です。レバーやほうれん草は貧血対策の食べ物で有名ですよね。

その他にも造血作用のあるシジミや、ビタミンCが多く造血にも適したもやしなどもおすすめです。
そして、鉄分が多いものといえば海藻類。特にワカメは質の良い鉄だけでなくカルシウムも豊富です。お味噌汁やサラダで毎日でも食べるべき食べ物といえるでしょう。
また、酢や香辛料、梅干しなどをいっしょに摂ると、胃酸の分泌を高め、鉄の吸収を助ける効果があります。
一方、コーヒーや紅茶などのタンニンを多く含むものは鉄の吸収を妨げるので、食前に摂ることは避けましょう。
もしも、朝がなかなか起きられなかったり、めまいがあったり、ひとつでも貧血の症状が思い当たればすぐに対策を練りましょう。貧血が解消されれば、髪も頭皮も元気になりますよ。
- 投稿日: 2014年06月13日
- カテゴリー: 脱毛
